学園アイドルマスターをPCでプレイするためのAndroidエミュレーターを紹介します。
学マスのPC版について
2024年6月現在、公式によるPC版がリリースされておらず、iOS・Androidでのみプレイ可能です。
そのため、PCで学マスをプレイするにはAndroidエミュレーター(PC上でAndroidを動かすソフト)が必要となります。
Androidエミュレーターにも複数種類があるため、まずは学マスがプレイ可能なAndroidエミュレーターを一部紹介したあと、実際に筆者がプレイしているエミュレーターについて詳しく解説します。
学マスがプレイできるAndroidエミュレーター一覧
- Bluestacks
- MSI App Player
- LDPlayer
- MEmu
- Nox Player
- MuMu Player
SNSでの反応
BluestacksやLDPlayer、Nox Playerでは正常にプレイすることができなかったという報告をSNS上で散見されます。
エミュレーター側のアップデートによって動作環境が異なるため、その時々で正常に稼働するエミュレーターがバラついてしまうのも事実です。
筆者がプレイしている環境(MSI App Player)で解説
今回は筆者が実際にPCでプレイしている環境(MSI App Player)について解説します。
MSI App PlayerはBluestacksを基にMSIとBluestacksが共同開発したAndroidエミュレーターで、MSI製品に最適化されているとのことです。が、MSI製品を使用していなくても問題なく使用可能です。
MSI App Playerをインストール
MSI App Player公式サイトにアクセスして、インストーラーをダウンロードします。
ダウンロードボタンをクリックしましょう。
zipファイルがダウンロードされるので、すべて展開します。
展開すると、MSI APP Player.exeというファイルが入っているのでダブルクリックしてインストールをはじめます。
インストーラーが立ち上がるのでそのままインストールを進めましょう。よくわからない方はデフォルトのまま進めて問題ありません。
インストールが終わったらMSI App Playerを起動しましょう。
インスタンスの作成・起動
MSI App Playerを起動したら、まずはインスタンスの作成を行いましょう。
インスタンスは、学マスを動かす仮想Androidの設定を作るイメージです。
まずは左下にある「マルチインスタンスマネージャー」をクリックします。
①「インスタンス」をクリックし、②「新規インスタンス」を選択します。
Androidバージョンは「Android11版」を選択し「次へ」をクリック。
ここでは仮想Androidにどの程度のスペックを割くかを設定します。
使用しているPCのスペックによって項目が変化するのでご注意ください!
CPUコア数・メモリの割り当て
筆者の場合、8コアのCPU、32GBのメモリを使用しているため上記の設定で進めます。
※調べたところ、PCの総コア数の半分以下、もしくは2~4コアをエミュレーターに割り当てるのが一般的だそうです。
自身のCPUのコア数を同じものを設定すると、学マスと同時に重いソフトを起動していると動作が不安定になります。
基本的にコア数は自身のPCよりも低い数値を指定しましょう。
解像度
学マスは縦画面でのプレイになるため「縦画面」のフルHDにしました。
ABI設定
ABIは、アプリケーションがどのようにシステムのハードウェアやソフトウェアとやり取りするかを定義する規則です。
よくわからなければそのままでOKです。
パフォーマンスモード
ゲーム体験に影響するパフォーマンスの設定です。これも使用しているPCスペックに応じて調整しましょう。
低スペックPCを使用しているなら「低メモリ」、並スペックであれば「バランス」、ハイスペックであれば「高パフォーマンス」 にしましょう。
※筆者は並ゲーミングPCですが、一旦クオリティ重視で「高パフォーマンス」にしています。
DPI
デフォルトでOK
上記の設定が終わったら「作成」をクリックしましょう。
グラフィックスのAPIがVulkanでないと正常に動作しない場合があるので、設定を確認してみましょう。
作成したインスタンスの歯車マークをクリックし、設定画面を開きます。
「グラフィックス」の「グラフィックレンダー」が「Vulkan」になっているか確認してください。
もし違った場合「Vulkan」を選択して「変更を保存」を選択しましょう。
なお、CPUコア数やメモリ割り当て、解像度などの設定もここから変更できます。プレイ後に調整したくなった場合に必要なので覚えておきましょう。
上記の設定が終わったら、作成したインスタンスの「開始」をクリックしてAndroidを起動しましょう。
学マスをインストールする
Androidが起動したら「システムアプリ」にある「Google Play」を起動しましょう。
自身のGoogleアカウントでログインしてください。
ストア上部にある検索バーに「学園アイドルマスター」と入力し、アプリをインストールします。ここは普通のスマートフォンと同じ操作ですね。
ちなみにホーム画面へ戻るには上部バーの家アイコンをクリックしましょう。
正常にインストールが完了すると、ホーム画面に学マスのアイコンが出現します。通常のスマホアプリ起動と同じように、学マスのアイコンをクリックしてゲームを始めましょう!
学マスゲーム内の設定について
画質設定は推奨の1個上まで
学マスのゲーム内で、品質設定は推奨よりもひとつ上の設定までしか選択できません。
調べたところ無理矢理最高設定にする方法もあるようなので、そちらは別途記事にて紹介予定です。
謎の光が発生する場合
エミュレータでプレイしている際、プロデュース中に謎の光が発生するという現象がSNSにて報告されています。
その場合、品質設定の「反射品質」を「標準」か「簡易」に下げることで解消できるとのことでした。
うまく起動できない・表示が正しくない場合
自身のPCスペックとインスタンスの設定が噛み合っていない場合に動作が不安定になりかねません。
一度一通りプレイしてみて、都度インスタンスの設定を調整しましょう。
また、Xでは端末情報を変更すると良いとの情報も見かけました。
筆者はデフォルトでも変更後でも安定していましたが、不安定な方は下記方法で試してみてください。
今回はXで見かけた設定をそのまま使用させてもらっています。
最適な設定が別で判明した場合は追記します。