原神のバージョン4.4で新たに実装される「閑雲」を引くべきかどうか悩んでいる人に向け、閑雲の立ち位置や強さ、今後の実装予想を踏まえて解説します。
大前提として、”閑雲が好きだけど引くか悩んでいる”という人は今すぐ引いてください。性能よりもまずは好きなキャラを引き、原神を楽しむべきです。
閑雲(かんうん)は引くべき?の結論
閑雲は「魈や両手剣キャラの落下攻撃を主体とした編成を強く使いたい」という人に必須のキャラです。
逆に、落下攻撃というニッチな戦法に焦点を当てているキャラなので、普通は無理して引くべきではありません。
元素スキルによる跳躍は閑雲にしかできない芸当ではありますが、探索面でも必須ではないのでキャラ確保優先度は低くなります。
よって「落下攻撃主体の編成を使いたい人」「閑雲が好きな人」「原石に余裕があり、同時ピックアップのナヒーダを引く必要がない人」は引くべきですが、これらの条件に当てはまらない人は原石の温存をおすすめします。
ちなみに、探索目的で引くのもアリです。
閑雲の元素スキルは平行移動・上昇移動共に優れており、探索面でのQOLを向上させることができます。
夜蘭や放浪者を持っていない人や飽きた人、組み合わせてもっとラクしたい人などは引く価値があります。
ちなみに筆者は無凸で確保しましたが、探索性能でかなり快適に感じているので個人的にもおすすめです。
閑雲(かんうん)の立ち位置を把握しよう
原神はキャラクターの役割が明確に分けられているため、まずは閑雲の立ち位置を把握しましょう。
閑雲は風元素のサポーター&ヒーラーです。
元素爆発を発動するとチーム全員のHPを回復したり、落下攻撃をトリガーとして風元素追撃が可能となります。
また、固有天賦により落下攻撃の会心率、攻撃力をバフする能力を備えており、モチーフ武器でも落下攻撃を強化することが出来ます。
落下攻撃といえばまず「魈」が挙げられます。魈は元素爆発でジャンプ力が強化され、落下攻撃を主体として戦うキャラクターとなるため閑雲は魈の新しい相棒となるでしょう。
また、落下攻撃の倍率が高い両手剣キャラの新しい戦法が可能となります。閑雲の元素爆発でチーム全員のジャンプ力が向上するため、高倍率の落下攻撃を平地で行うことができるようになりました。
ニッチなサポート能力を有したキャラクターとなるため、自身のプレイスタイルに応じて確保優先度が変わってきます。
自分の所持キャラと相談する
自分が所持しているキャラクター、今後引く予定のキャラクターとの相性も考えてみましょう。
上述したように、魈や両手剣キャラとの相性が抜群な閑雲です。
魈を所持していて今後も使っていきたい人や、4.4後半の復刻で魈を引く予定の人は閑雲も引いておきたいですね。
また、ディルックやレザーなど、落下攻撃倍率が強力な両手剣キャラを新しい編成で使いたい人にも閑雲はおすすめとなります。
同時ピックアップのナヒーダとどちらを引くか迷っているという人は「ナヒーダ優先」です。さすがに。
星4ピックアップも考慮する
今回の閑雲と同時ピックアップとなる星4キャラも考慮してみましょう。
バージョン4.4前半では「嘉明」「ファルザン」「ノエル」がピックアップされています。
新キャラの嘉明が入手できる機会であるのは見どころですが、どちらかというとファルザンがかなり大きい復刻となります。
ファルザンは完凸するとぶっ壊れ風サポーターとなり、魈や放浪者をメインアタッカーで使用したい場合は必須級の強さを持ち合わせています。
ファルザン一点狙いは危険ですが、引いて損することはないので星4を考慮した場合でも今回のガチャはおすすめです。
育成難易度から判断する
閑雲の育成難易度はそれほど高くありません。
攻撃力を参照とした回復&バフ能力となっているため、閑雲をアタッカー運用しない限り細かい厳選は不要となります。
突破素材やボス素材も璃月の新エリアとなるため、序盤でも地続きで新エリアに訪れることが可能です。
育成難易度の点で悩む必要はないでしょう。
今後の実装予想から判断する
過去のピックアップと、今後のピックアップ予想から判断しましょう。
下記の表はあくまでも予想となるので一部確定ではありませんが、大きな判断材料になると思います。欲しいキャラが控えている場合は慎重に。
バージョン | 予想 | おすすめ度 | 解説 |
4.4前半 | ナヒーダ(復刻) | 集団草付着&追撃サポーター。草を絡める編成に多く採用されるため、無凸でも確保しておくと編成の幅が広がる。 | |
4.4後半 | 魈(復刻) | 風元素アタッカー。爆発後の落下攻撃を主軸とし、自傷効果もあるためフリーナの登場で少し復権している。閑雲とのシナジーあり。 | |
? | 甘雨(復刻) | 氷重撃アタッカー。最近は燃焼溶解編成が強い。 | |
? | 申鶴(復刻) | 氷特化サポーター。神里綾華やリオセスリをメインアタッカーとしたい場合はほぼ必須級。 | |
? | ニィロウ(復刻) | 開花サポーター。水草のみで編成した場合の豊穣開花が強力。癖は強いが、編成難易度は高くなく、螺旋でも活躍できる。 | |
4.5 | 千織 | ? | 岩元素片手剣キャラ |
4.? | シグウィン | ? | 水元素。看護師長なのでヒーラー? |
4.? | クロリンデ | ? | 雷元素。ファントムハンターとの関連性が物語上にあるらしく、おそらくアタッカー。雷アタッカーは少ないので期待したい。 |
4.? | リネ(復刻) | 炎アタッカー。固有天賦を活かすにはモノパイロという尖った編成になる。ヌヴィレットのせいで影が薄いが、十分強力なアタッカーとしての性能を有している。 | |
4.? | ヌヴィレット(復刻) | 水元素重撃アタッカー。水龍の名に恥じないアタッカーの最高峰。フィールド、螺旋などどこでも活躍可能。 | |
4.? | リオセスリ(復刻) | 氷近接アタッカー。戦闘方法が斬新で、意外と色々なキャラと組み合わせることができる。メインで運用するなら1凸したいのがネック。 | |
4.? | フリーナ(復刻) | 水元素バッファー。全体ヒーラーと一緒に採用することで火力の底上げが可能に。元素スキルの攻撃頻度や水付着も優秀。2凸がおすすめだが、無凸でも十分強い。 | |
4.? | ナヴィア | 岩元素アタッカー。スキル火力が非常に高く、初心者にもおすすめ。無凸でもOK。 |
武器も確保するべき?
閑雲のモチーフ武器「鶴鳴の余韻」は今のところ”あまりにも閑雲専用”の法器です。落下攻撃バフが閑雲だけでなく武器でも付与できるため、閑雲を用いた落下攻撃主体編成では持たせたい武器ですが、必須ではありません。無理して確保するべきではないでしょう。
しかし、同時ピックアップはナヒーダのモチーフ武器「千夜に浮かぶ夢」です。こちらを確保したい方は抱き合わせとの兼ね合いに注意してください。
まとめ
- 好きなら引くべき
- 落下攻撃を主体とするサポーターなため、無理して引かなくて良い
- 星4のラインナップは良い
- 武器は閑雲専用で汎用性はない